tamasandaのブログ

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糖質制限ダイエットの 「落とし穴」

糖質制限食が健康常識として広まりつつある


けれど、この常識はまだまだ新しく、正しく認識されていない面があります。



誤ったやり方で糖質制限を行う人も多く、「糖質制限で体の具合が悪くなった」
と勘違いされるケースもあるようです。

そんな勘違いのなかでも、最も多いケースは以下の3つです。

糖質制限は頭がふらふらする」

糖質制限はやせすぎる」

糖質制限低血糖になる」

こうした誤解をしている人には、共通した誤りがあります。
それは、「カロリー(エネルギー)不足と糖質不足を混同している」ということです。


正しい糖質制限で、頭がふらふらしたり、やせすぎたり、低血糖になったりということは起こりません。
では、なぜ、こうした症状を訴える人がいるのでしょうか。

その答えは簡単です。糖質制限のやり方を間違えて、カロリー不足になっているからです。


人類は700万年もの間、糖質が極めて少ない食事をしてきました。
食事の糖質を減らしても人体には問題ありません。


が、必要なエネルギー(カロリー)は確保しなければならないのです。


糖質制限食を勘違いしている人には、「ただ主食だけ抜けばいい」と思い込んでいる場合がよくあります。
そして、今までと同じ量のおかずしか食べないのに、ご飯やパンを抜くのです。
すると、それまでの食事に比べて、ご飯やパンの分だけカロリーが足りなくなってしまいます。

これは間違ったやり方です。

正しい糖質制限食では、ご飯やパンなど糖質の多い食品を抜いた分だけ、ほかのおかずを多く食べて、
カロリーを補わなければなりません。
主食を抜くだけでなく、同時におかずを増やすわけです。これを怠れば、カロリー不足になって当然です。

つまり、糖質不足のせいで健康被害が出たのではなく、
カロリー不足のせいで具合が悪くなっただけなのです。


「糖質の多い食品を抜き、その分だけたんぱく質と脂質を増やす」

この「たんぱく質と脂質を増やす」という部分が大事です。
さもないと、カロリー不足を起こしてしまうからです。



糖質制限は危険」の大きな勘違い


カロリー不足のせいでさまざまな不調が出ると、
それがあたかも糖質制限のせいだと勘違いされるケースがあるのは残念なことです。


テレビの健康番組で「糖質制限は危険?」などと言っている場合は、正しい糖質制限実践者ではなく、
カロリー不足に陥った人を指していることがほとんどです。
伝えるメディアの側も時として、糖質制限の正しい知識がないか、
勘違いしている場合があると言わざるをえません。